歯磨き後のうがいは1回?
投稿日:2024年12月9日
カテゴリ:リニューアルブログ
こんにちは!歯科助手の山口です!12月に入りかなり冷え込む日も増えてきましたね⛄️
2024年も残り少ないので暖かくして元気に年越しをしましょ〜う
今回は歯磨きした後のうがいについてご紹介します!
むし歯はいわゆるむし歯菌が糖を食べて酸を作り、これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。
これを「脱灰」といいます。
初期のむし歯では脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります。フッ素、正しくはフッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、一旦歯に戻ると次には脱灰しにくいため、歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。
つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。これがむし歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤(ペースト、粉など)が良いといわれるゆえんです。
ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食しないことにより再石灰化効果が高まると言われています。
現在、国内で販売される歯磨き剤の多くは身体に安全な濃度ですので安心して使用できます。
また、当院でも味が選べるフッ素の販売をしておりますのでぜひご覧ください‼️
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