歯と食生活について 投稿日:2025年4月14日 カテゴリ:リニューアルブログ こんにちは!歯科助手の井上です! 満開の桜も早いもので葉桜の時期となりました。日増しに暖かさを感じるこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今回はむし歯と食事の関係性についてお伝えします! 歯の健康を保つためには、食生活が大切になります。 そして食品の中でも主に歯の健康を促進し、虫歯や歯周病から守る働きをする食品もあります。 これらの食品には、歯を強化するための栄養素が豊富に含まれています。まず、カルシウムを含む食品は歯の主要な構成要素であるエナメル質の強化に役立ちます。 牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、ナッツ類、サーモンやサバなどの魚介類などがカルシウムの供給源です。カルシウムは歯を強くし、酸や細菌から保護する働きがあります。次に、リンを含む食品も歯の健康に大切です。 リンは歯のエナメル質や歯周組織の再石灰化に不可欠な栄養素です。リンが不足すると、歯の強度が低下し、虫歯や歯周病のリスクが増加します。リンが豊富に含まれる食品には、肉類、魚介類、乳製品、大豆製品などです。また、食物繊維を多く含む果物や野菜も歯を守る働きがあります。食物繊維は唾液の分泌を促進し、口腔内の清掃を助けます。さらに、歯の表面に付着した食べかすや細菌を除去し、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。りんごやにんじんなどの固い果物や野菜は、噛むことで歯を清掃する効果もあります。 このように、カルシウムやリンを含む食品、食物繊維が豊富な果物や野菜は、歯の健康を保つために重要な役割を果たします。バランスの取れた食事で、歯の健康に役立つ栄養素を含む食品を積極的に取り入れることが、虫歯や歯周病の予防につながります。 歯の健康は日常の積み重ねから生まれます。 適切な食生活で健やかな歯を手に入れましょう! ■ 他の記事を読む■ « ガミースマイル インプラント相談会を開催します »