歯周病治療
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成人の8割が歯周病?日本人は歯周病の割合が高い
恐るべきデータですが、これは事実です。歯科先端国である欧米では歯に対する意識が高く、「痛みが出てから歯科医院に行くのではなく、予防するために歯科医院に通う」という考えが浸透しており、定期検診率も非常に高いので歯周病患者は少ないですが、日本では定期検診がまだまだ低く、成人の80%が歯周病であると言われています。
歯磨きだけでは虫歯や歯周病を完全に防ぐことはできない!?
歯の表面に付着した細菌の塊は歯みがきではなかなか除去することはできません。この細菌の塊を「バイオフィルム」と呼びます。(歯石除去や着色除去とは違います。)このバイオフィルムは虫歯や歯周病の原因となりますので、歯のクリーニング(PMTC)を定期的に行う歯科定期検診をオススメしております。通院頻度は4ヶ月に1度です。
歯のクリーニング(PMTC)
歯のクリーニングは歯科用語でPMTCと呼ばれるもので、専用の清掃ジェル、器材を使用してバイオフィルムを除去し、わずかな歯垢も残しません。また、歯面のつやだしやフッ素塗布も行うので、ツヤツヤで健康な歯、歯ぐきになります。歯医者さんに行くというより、「エステサロンに歯のケアに行く」といった感覚で定期的に受けてみてください。
①歯垢の染め出し
②ペーストを塗布
③歯と歯ぐきの間を研磨
④歯面のクリーニング
⑤歯面のつやだし
⑥フッ素塗布
歯周病治療の方法
歯周病の治療ではまず最初に歯周ポケットの深さや出血具合などを確認します。その結果より重傷度を測り、それぞれの状態に合わせた治療を行っていきます。軽度の歯周病ほど改善がし易いため、早めの発見が大切です。
軽度の歯周病は歯石取りを行う
歯みがきでの磨き残しで残った歯垢は、その後時間をかけて歯石に変化します。
この歯石は歯ぐきに炎症をもたらし、長期放置すると骨を溶かしてしまう恐ろしいものです。
これを除去できるのは歯科医院での歯石除去だけですので定期的に歯科医院へ来院ください。
中程度の歯周病はルートプレーニングを行う
ルートプレーニングは専用の器具にて歯周ポケットの奥深くにある歯石を除去していく治療方法になります。ポケットの奥にこびりついてしまった歯石もこの治療方法であれば除去することが可能です。この治療では出血や痛みを伴う可能性がありますので、麻酔を施して処置を行っていくことになります。
市川市本八幡で予防歯科・歯周病治療をご検討の際にはぜひ当院へ
当院むらおか歯科・矯正歯科クリニックでは歯周病治療や予防歯科に力を入れており、市川市本八幡だけでなく近隣地域からも多くの患者様がご来院になっています。周辺地域で予防歯科・歯周病治療をご検討の際にはぜひ当院までご相談頂ければと思います。