歯がしみる!
投稿日:2019年2月11日
カテゴリ:リニューアルブログ
こんにちは、歯科医師の市川れな です。
昨年の夏の予報では、この冬は暖冬になると聞いていたのですが、ちょっとした雨がみぞれや雪に変わるほど、芯から身体が冷える日が続く今日この頃ですね。
この季節になると、駆け込みで増える患者さんの症状が「知覚過敏」です。
「冷たいものを飲むとキーンとする」
「風がしみる〜」
「歯がじんじんする」
むし歯になったのかなっと心配されて来院されるのですが、歯を見てみると、ピカピカ真っ白な綺麗な歯なのです。
知覚過敏とは、名前の通り、歯の神経が過敏になっているので、ちょっとした刺激にも神経がビビビっと直ぐに反応してしまうことです。
原因は様々なのですが、主に見られるものは
「食いしばり歯ぎしり」により、歯に負担がかかり、歯と歯ぐきの境目が削れてしまう事により、神経が過敏になる
「歯磨きの力が強く、歯ブラシの擦力でエナメル質が削れてしまう」
「磨き残しが多くつくと、歯の表面が弱くなる」
他にも色々ありますが、当院に来院された患者様で主に見られる主な要因は上記にある3つです。
処置としては、
知歯にコーティングのお薬を塗ったり、詰め物をして、刺激を抑える。
知覚過敏に効果のある歯磨き粉で毎日ケアして頂く。
などですが、まずは根本的に、食いしばりや歯ぎしりを治さないと、症状は繰り返されてしまいます。
普通に生活をしているだけで、食いしばったりしていませんか?
寝ている時に歯ぎしりしていませんか??
お口の中を拝見すると、歯のすり減りや、頬の内側の粘膜などで、それの有無の強さが発見できます。
定期検診を受けられるときには、噛み合わせのお話しもさせて頂いています。
思い当たる方、ご自身では全く自覚のない方も、ぜひ1度検診にいらしてください!
一生美味しくご飯を食べられるようにいる為にも、歯や顎をいじめている要因がないか、ご一緒に探してみましょう。
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