顎がカクカクいって痛い
投稿日:2020年9月1日
カテゴリ:リニューアルブログ
こんにちは、歯科医師の市川です
今日は大事な顎を支える顎関節のお話です。
○ 口を開けると、耳の近くでカックンと音がする
○ 口を開け閉めすると痛い
○ 口が開きにくい
○ 大きな口を開けた後、口が閉じられなくなるような気がする
など気になったことはありませんか?
顎は身体のごく一部分なので、あまり症状として、強く訴えでるところではないですが、実は一年中一生涯とても酷使されている部分でもあるのです。
顎を開け閉めする時は、上顎と下顎の関節の間にクッションを挟みながら、頭の横の側頭筋と上顎と下顎を繋げて支える咬筋を伸び縮みさせています。
ところが、食いしばりや歯ぎしりの癖があると、関節の間にあるクッションが常にギューっと潰され、スムーズに開け閉め出来なくなってきます。
食いしばりは、スポーツをしたり、筋トレしている人のように、力いっぱい食いしばってしまうことをイメージされると思いますが、普段生活している時に、奥歯がカチッと噛み合ったままでも食いしばりとよばれます。
今、口を閉じてみてください。
上下奥歯の間に少しの隙間はありますか?
隙間なく噛み合ってる方は、今思っている以上に強い力や長い時間、日常的に食いしばっているはずです。
長距離歩き続ければ、足や腰に疲労感が出てきて、椅子に座ったり、ベッドで横になったりされると思いますが、顎や歯の疲労には気づきにくいことが多く、24時間(寝ている時も)食いしばりや歯ぎしりをしてしまう傾向があります。
顎が痛い、むし歯がないのに歯がしみる(知覚過敏)、頭痛がする、顎がだるい、その原因は食いしばりかもしれません。
もちろん、実はむし歯があったってこともありますから、ぜひ当てはまる症状がある時は、1度ご来院ください✩.*˚
ご一緒に原因を見つけ、必要な予防方法と治療を見つけていきましょう!
(ブログを考えながら、無意識に食いしばっている私... マウスピースつけようかな)
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